安心できる場や、ツール、人が必要。

学校に勤務していると、特に学年の始まり、学部の切れ目切れ目で子供たちは不安を感じる場面が多くあることが分かる。

当たり前といえば当たり前なのだが、自分が子どもだった時、今でもだが…

(( ´∀` )新しい環境って慣れるまで大変だよね。

それが、特別にニーズのある子供たちだったらなおさら感じることなのだと思う。

そこで、今回は特別支援学校の学部の切れ目に視点を当てて考えてみた。

どうして、不安を感じるのか。よく言う不安定になるのか。その原因について考えてみると・・・

大きく5つが思いつく

① 場所が変わる(場所) 

活動する教室、棟が変わるだけで雰囲気変わるよね。ここは何する場所だろ?何をこの場所で僕は求められているんだろ?

② 流れが変わる(時) 

着替えのタイミングや、朝の運動のタイミング変わるよね。特に学部が変わった時、その学部の間は、基本的な流れは一緒なことが多いから、違いを感じるはず…

③ 人が変わる(人間)

 関わってきた人が変わる。いくら引き継ぎ書で書いてあっても実際に関わるとなると、人それぞれ味が出てくる。それが人間なのだが、自閉の特性が強い人ほど、それがきっかけになって、不適切な行動につながることがある。また、継続して関われる人がいない分、新しい人間関係を1から作らないといけない。学部内だと、今まで関わってきた人がいて、ヘルプもだせる。

④ ツールが変わる(道具)

 支援に使ってきたスケジュールカード、コミュニケーションカード、安心グッズ。基本的には、引き継いでいけるものだし、引き継いでいきたいもの。

 同じ朝の運動でも、内容が違うよね。朝の会でも進め方が違うよね。美術(図工)もやり方が違うよね。それが、同じ「朝の会始めるよ!」の指示だと、それはどうするんだってなるよね

うーん

ざっと考えてみたけど、やっぱり変化はたくさんあるんよな

それを踏まえて、寄り添って支援・指導していくことってホントに大事よな