「嫌われる勇気」ダイアモンド社 岸見一郎 古賀史健 を読んで
「原因論」と「目的論」
今まで自分の人生を考えていくときに私は「原因論」の住人だったと思う。
あれがあったからこうなったんだ!あれのせいで俺の人生こうなんだ!
とよく思っていた。そりゃあいいこともあったけど、子供のころ純粋に楽しめたかっていうとそうではない。楽しめた、楽しめていないがすべてではないけれどそんな風に思ってた。
本の中で「じゃあ同じ環境にいた人はみんなそうなるのか」という部分に「こっちだってつらかったんだよ。ふざけんな。」と抵抗感をもったのを覚えている。
けれど、結局自分が変わる努力をしていないことを、過去のせいにしていただけだった。
「変わっていく」「前を向いていく」「人生を前向きに」するためには変わっていく一歩を踏み出していくことが大事だと思う。そしてそれは、はっきり言っていばらの道。
そのいばらの道を歩くときに、助けてくれる人、一緒に歩んでくれる人がいるのはとてもありがたいことだ。
けれども、最後は「自分自身」そこは変わらない。